本年８月２１日に発生した台風１０号。太平洋四国沖で複雑な動きをしていた台風と言えば、ご記憶の方もいらっしゃるかと思います。死者２２名、行方不明者５名、住宅の全・半壊総数、約２，７００棟と言う甚大な被害が発生しました。報道で今月もボランティアを募集していると言う事を知り、震災ではなく、台風被害のボランティアとして岩手県岩泉町に週末を使い伺いました。左上の写真は、被災されたご家庭の倉庫を写したものです。（勿論、関係者の許可を得て撮影をしております。）上流からの大量の土砂で８割近くが埋まってしまっています。私共は倉庫の奥にある家屋等の泥だしを行いましたが、改めて自然災害の凄まじさ、恐ろしさを肌で実感しました。
岩手県の発表（９月末現在）では、被害総額は約１０７２億円になると発表しております。ご存知のように３年後のラグビーワールドカップの開催地に同県の釜石市が選ばれています。かの大震災からの復興も道半ばでの今回の台風被害。県民の生活復興を優先させるなら、開催返上も検討すべきかと思われます。