本日、人類史上初めて核兵器・原子爆弾が広島市に投下されてから74年の日を迎えました。
報道によれば、この一年で原爆死没者名簿に新たに記帳された人数は、5,068人、累計の原爆死没者総数は319,186人に上るそうです。
一方、現状の国内外情勢を鑑みますと今月2日、米・ロシアの中距離核戦（INF) 廃棄 条約が失効、本日行われた「平和祈念式典」の後の記者会見において安倍首相は、国連で2017年7月に採択された「核兵器禁止条約」参加について改めて否定の意思を示しました。
（私事で恐縮ですが）今春、初めて広島市を訪問しました。当時も、現在も原発ドーム界隈が街の中心地である事が良く分かりました。米国の軍事施設破壊という名目で、「軍都」壊滅を狙っていた事は原爆投下箇所からも明白です。
唯一の被爆国が今後も核廃棄・核兵器使用禁止の立場を旗幟鮮明にすべきです。